【書評:意思決定のための分析の技術】仕事で分析をしている人には必須の一冊!

こんにちは、わちログです。

今日はこのブログ初、「書評」というテーマを設けてみました。
本はあまり読まないのですが、役に立ったなーと思ったものを紹介していきたいと思います。

さてさて、今日紹介するのは「意思決定のための分析の技術」です。

先月、ビジネススクールで経営戦略とマーケティングの授業を受講しました。この本は最後の受講のときに講師の方が一押し本としておすすめしていたので購入したものです。

初版は1998年と20年以上前に出版。古い本になりますが内容は普遍的であり、仕事で分析に少しでも触れたことのある方なら、手元に置いて繰り返し読むべき本でしょう。

この本のおすすめポイント!
  • 分析にたいして基本〜応用まで幅広く体系的に学べる!
  • 数値の分析にとどまらず、人の感情や数字に出ない不明瞭な事柄に対しての分析手法も掲載!

業務で分析はしょっちゅうしますが、なれないうちは分析作業自体にズブズブとのめり込んで、分析すること自体が目的になって何の結論も出せなかったことが多々ありました。

仕事上の分析は四則演算が出来れば大体のことが出来ますが、分析して→何かしらの結論を出す、という一連の流れに対して「体系的」に教えられる人というのは案外に少ないです。

本数を多くこなしている人は今までの経験でなんとなくの自分なりのやり方・考え方がありますが、じゃあそれが自分にあったやり方かというとそうでもないし、そのノウハウが体系的に人に教えられるまでになっている人というのはまれです。

スキルを身につける個人的な一番のおすすめは、ビジネス分析が学べるスクールに通うことですがお金と時間を多く投資する必要があります。

本書は豊富なコンサル経験をもつ筆者の分析の知識を事例を交えながら体系的に学ぶことが出来ます。しかも2,000円程度で!

本の構成

意思決定のための分析の技術は最初に、「分析の基本」。

分析の基本
  1. 大きさを考える
  2. 分けて考える
  3. 比較して考える
  4. 時系列を考える

次にその基本を発展させた「応用」

応用
  1. バラツキを考える
  2. プロセスを考える
  3. ツリーで考える

最後に数字では測れない「人の心理や複雑に絡み合った要因をほどいて解決する手段」という構成になっています。

人の心理や複雑に絡み合った要因をほどいて解決する手段
  1. 不確実・ファジーな課題に積極的に取り組む
  2. 人間の課題に積極的に取り組む

特に本書で一番肝となる内容が最初の4節「大きさを考える」「分けて考える」「比較して考える」「時系列を考える」です。

これらの内容を一通り読めば分析の基本は理解できるでしょう。

前にも書いたとおり、私もよくやってしまうのですが分析をすると分析自体が目的に成りがちです。
細かいところをどんどん深ぼっていったはいいけど、結局結論の出ないまま時間が来て終了・・・ということはよくありました。

本書はビジネス書のため実務に落とし時間内で効率的にやるために、インパクトの強い部分を特定(大きさを考える)することを説いています。

そして、「それを分解して個々の要素を考察することで本質を正しく捉え」「比較して類似や差異を考え」「過去を遡って読み取り現在状況を理解する」という流れになっています。

文章内では数学的な専門用語は使わずに具体的な事例を交えた平易な文章で書いてあるので読みやすいのですが、内容の密度が非常に濃いので一回呼んだ後に繰り返し読むのをおすすめします笑





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