- アディダスのグランドコートベースのサイズ感とか履き心地が知りたい
- 良かった点や、逆にイマイチな点がないか知りたい
- アディダスのアドバンテージベースやスタンスミスとの違いも知りたい
スニーカーにとどまらず、ファッションやスポーツ道具でも有名な「アディダス」。
そんなアディダスから発売されているスニーカー「グランドコートベース」を購入しました。
グランドコートベースは低価格帯ながら、シンプルでバランスの取れた非常にオーソドックスなスニーカーです。
ということで、この記事ではそんなアディダスの「グランドコートベース」をレビューします。参考にしてみてくださいね。
- 低価格ながらシンプルなデザイン・仕様なオーソドックスなスニーカー
- アッパーの人工皮革が履き始めは固いため最初歩きづらい。シューキーパーを一晩入れて横に伸ばすと履きやすくなった
- 外側にアディダスロゴのスリーストライプがあるが、それが内部を数mm程度圧迫する。ちょうど小指に当たって痛かった
- よりグランドコートベースよりもシンプルなスニーカーが欲しいなら、アドバンテージベースがおすすめ
- 試し履きはネット注文で7日間無料で試し履きできるamazonのPrime Try Before You Buyがオススメ
タップできる目次
グランドコートベースについて
グランドコートベースはアディダスから発売されているコート系シューズ(テニスや体育館といったコート上で履くようなシューズのこと)です。
スニーカーの外側にアディダスのロゴにもなっているスリーストライプがあります。
内側は穴(パンチング)でスリーストライプを表しています。
アッパー素材は光沢のある人工皮革でできています。
さすがに天然皮革性と比べると全体的にツルツルしており、チープ(というより価格相応)な印象はあります。
・・・なのですが、白と黒のツートーンカラーで非常にシンプルな作りなため、落ち着いたカジュアルスニーカーな印象です。
履き口部・シュータンはメッシュ素材でできており、ボリューム感があって厚みがあります
個人的に厚みがある分ホールド感があっていいですが、厚みがあることでややボテッとしたフォルムになっています。
スニーカーの裏側にはアディダスのロゴがあります。
グランドコートベースのコーディネート例
パンツの種類ごとにグランドコートベースを履いたコーディネート例を簡単に紹介します。
こちらはジーパンと合わせて履いた場合。
チノパンと合わせて履いた場合
カジュアルジャケットと合わせて履いた場合
グランドコートベースは横幅がワイドでデザインもスポーティーでカジュアルです。
ややカチッとしたキレイ目のカジュアルジャケットの足元を、スポーティーなスニーカーを履くことでアクティブな印象を与えることができるなと思います。
グランドコートベースのサイズ感・履き心地
ここからはグランドコートベースのサイズ感・履き心地を解説します。
サイズ感
今回私が購入したサイズは27.5cm。いつもは27cm前後を履いています。
試し履きの際は27.0cmも試しましたが、横幅が少し窮屈でした。27.5cmの方が圧迫感がなく履けたので今回は27.5cmにしています
グランドコートベースの履き始めは人工皮革がまだ硬かったため締め付け感がありました。
さらに、外側にあるアディダスのスリーストライプが数mm程度ですが内側に押し出されています。
このスリーストライプの部分がちょうど小指に当たって歩いていると少し痛かったです。
履いてれば足に馴染んで横に広がっていくと思いますが、手っ取り早く横に広げるためにシューキーパーを一晩入れました。
足を曲げるとこんな感じです。
スニーカー別のサイズ感の違いを比較
普段どの靴を履いているかで、グランドコートベースを選ぶサイズも変わってくると思います。参考までに、私の所有している他のスニーカーのサイズも載せておきます。
グランドコートベース | 27.5cm |
---|---|
ニューバランス CM996 |
27.0cm (-0.5cm小さい) |
コンバース オールスター |
28.0cm (+0.5cm大きい) |
ナイキ エアフォース1 |
27.5cm (同じサイズ) |
グランドコートベースは横幅は少しゆとりがあるものの、アッパーの素材が少し硬めです。
また、スリーストライプの部分がちょうど小指に当たるため、足の横幅によっては少し圧迫感がある可能性があります。
そのため、グランドコートベースは普段のスニーカーのサイズに加え、0.5cm大き目のサイズも試し履きをしてみることをお勧めします。
購入前にサイズ感を知るためのおすすめの購入サイト
グランドコートベースは靴量販店などでの取り扱いの多いスニーカーなので、店舗で試し履きできる機会は多いです。
忙しくて店舗に行けない場合は、サイズが合わなかった際に返品無料で試し履きのできるネット通販がおすすめです。個人的おすすめはアマゾンのPrime Try Before You Buyです。
- セール品でも返送料が無料で7日間試し履きできる
- アプリから簡単に返品手続きができる
- グランドコートベースも試し履きできる
- 違うカラー、違うサイズの靴を同時に試し履きできる
ただアマゾンの場合、有料会員になる必要があるのがデメリットです。
無料会員でも返送無料の通販サイトは他にもあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
履き心地
グランドコートベースの履き心地は普通です。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
クッション性 | 硬い |
---|---|
歩きやすさ | 履き始めは固くて動かしづらいが、 徐々に慣れる |
ホールド感 | 良好 |
クッション性
グランドコートベースのクッション性は硬めです。アウトソールはこんな感じ。
硬めといってもミッドソールは十分に厚めで歩いてて疲れるほどではありません。
さすがに履き心地の良いニューバランスや、1万円以上の価格帯のスニーカーには劣ります。
しかし、コンバースのオールスターよりは断然良いです。
ホールド感
履き口部・シュータンはメッシュ素材で少し厚みがあり柔らかいです。
厚みがあるとぼてっとして見えるデメリットはありますが、厚めな分少し紐をきつめに縛っても足にフィットしやすいです。
クッション性が普通ですがホールド感が良好なのが歩きやすさにつながっています。
次はグランドコートベースを履いてわかった「良かった点」「イマイチな点」を紹介します。
グランドコートベースの良かった点
グランドコートベースを履いて良かった点は以下の3点。
- 価格が安い割に履き心地はそこそこいい
- デザインがシンプルでカジュアル
価格が安い割に履き心地はそこそこいい
グランドコートベースは価格が非常にリーズナブルです。
個人的には履き口部が厚めでホールド感が良いのが気に入りました。
ソールも硬めですが、すごく固いというわけではなく普通に歩いても支障のない硬さです。
デザインがシンプルでカジュアル
グランドコートベースはデザインがご覧の通り非常にシンプルです。
黒をベースに白のアディダスのスリーストライプとソールが映えるデザインです。
シンプルなので色々な服に合わせやすくて使い勝手のいいスニーカーになっています。
グランドコートベースのイマイチな点
反対にイマイチな点を紹介します。
- 人と被りやすい
- アディダスの3本ラインが小指を圧迫する
人と被りやすい
アディダスというブランドは非常に人気で、たくさんの人が履いています。
その証拠に先日男女1000人に履いてるスニーカーについてアンケートした結果がこちら。
ブランド名 | 得票数 |
---|---|
ニューバランス | 189票 |
ナイキ | 189票 |
コンバース | 167票 |
アディダス | 157票 |
バンズ | 44票 |
ニューバランス、ナイキ、コンバースに次いで4位、さらに票数は接戦です笑
グランドコートベースはそんなアディダス製のスニーカー、かつ非常にシンプルなスニーカーであるため、人と被る確率が高いです。
グランドコートベースと同じような価格帯で、かつ人と被りづらいスニーカーを探している場合は、例えばルコックがおすすめですよ。
アディダスの3本ラインが小指を圧迫する
アッパーが硬めの合成皮革のため、履き始めは少し圧迫感があります。
さらにグランドコートベースの場合、外側にあるアディダスのロゴであるスリーストライプが内側に少しめり込み、それが小指に当たります。
これが最初はちょっと痛かったです。
アディダスのロゴに対してそこまで思い入れがない場合は、同じくアディダスから出ているアドバンテージベースというスニカーをおすすめします。
アドバンテージベースとほぼ作りは同じですが、こちらはスリーストライプがないため履き始めでも快適でした。
アドバンテージベースとスタンスミスとの違い
アディダスからはグランドコートベース以外のコート系シューズも発売されています。
この記事では、その中から「アドバンテージベース」と「スタンスミス」と比較をしてみたいと思います。
アドバンテージベースとの違い
- 素材感や縫い目の位置、アウトソールなど全く同じ
- アドバンテージベースの方がデザインがシンプル。アディダス特有のスリーストライプが目立たず、アッパーとソールの色も一緒。
- スリーストライプが穴になっている分、履き心地はアドバンテージベースの方が良い
- アドバンテージベースは、価格を抑えてシンプルなスニーカーが欲しい人にお勧め
アドバンテージベースとグランドコートベースの違いはほぼありません。縫い目やアウトソールの形、素材など全く一緒です。
ただ、アドバンテージベースの方がシンプルですっきりしたデザインになっています。
アディダス特有のスリーストライプを小さな穴(通気孔)で表現しており目立ちません。
アウトソールとアッパーも同系色で纏まっており非常にシンプルですね。
上記で紹介している写真のカラーはホワイトですがブラックも全て同型色でまとめられています。
アドバンテージベースの方がスリーストタイプがない分、横の圧迫感がなく実は履きやすかったりします。
スタンスミスとの違い
- グランドコートベースと作りが全く異なり、スタンスミスの方が素材感がしっかりしている
- フォルムもスタンスミスの方がシュッとしていてキレイ
- 予算が1万円以上出せて、キレイめスニーカーをメインで履きたいならスタンスミスがおすすめ
スタンススミスは世界一売れたスニーカー(諸説ありますが)として有名で、アディダスを代表するスニーカーです。
スタンスミスの方が価格帯が上ということもあり、さすがに作りはスタンスミスの方がしっかりしています。
特に違うなと思ったのが履き口部。
グランドコートベース、アドバンテージベース共に、足を出し入れする履き口部はメッシュで作られており厚くなっています。
それに対しスタンスミスは履き口部の内部も合皮となっており膨らみが抑えられています。
履き口部の膨らみが抑えられている分、履いた際にスニーカー自体の形状が崩れずシュッとした印象を与えることができます。
これはスタンスミスとアドバンテージベースを履き比べた写真です。
左:アドバンテージベース
右:スタンスミス
左のアドバンテージベースの方が膨らんでいます。
デザインもシンプルに纏まっており、革靴ライクなスニーカーとして活用することができます。
まとめ
以上、アディダスのグランドコートベースを実際に履いたレビューでした。
5千円以内で購入でき、仕様・デザイン共に非常にシンプルなスニーカーです。
アディダスのスニーカーが気になっている人のお試しスニーカーとして、通勤通学用にシンプルなスニーカーを探している人にピッタリの一足だと思います。
- 価格が安い割に履き心地はそこそこいい
- デザインがシンプルでカジュアル
- 人と被りやすい
- アディダスの3本ラインが小指を圧迫する
グランドコートベースはスリーストライプ部分を圧迫します。その場合は、アディダスから発売されている、グランドコートベースよりもシンプルなアドバンテージベースというスニーカーがおすすめです。
人と被りづらいシンプルなスニーカーがいい場合、ルコックがお勧めです。
ブランド・利用用途別のスニーカー・サンダルレビュー記事
当ブログで紹介しているスニーカー・サンダルのレビュー記事に興味のある方はこちらもチェックしてみてください。ブランド別
KEENの記事を読んでみるメレルの記事を読んでみる
ニューバランスの記事を読んでみる
コンバースの記事を読んでみる
ザノースフェイスの記事を読んでみる
利用用途別
雨の日でもOK!防水スニーカー、サンダル、レインブーツメンズにおすすめの疲れないスニーカーまとめ