こんにちは、わちろぐです。
職場が在宅勤務に切り替えてもうすぐ1年経ちます。
在宅勤務の環境をよくするために一番買ってよかったのがゲーミングチェアです。

そんなゲーミングチェアですが、アマゾンや楽天を覗くと種類がたくさんあります。
中でも有名なメーカーが「Akracing」「DXRacer」「GTRACING」の3つ。

と思っていた時期が私にもありました。
・・・が、よくよく見ると各メーカー差別化されているんですね。
この記事では「Akracing」「DXRacer」「GTRACING」の違い・共通点、どのメーカーがおすすめかを解説します。
参考にしてみてくださいね。
タップできる目次
どんな会社?
まずそれぞれの会社について簡単に解説します。
メーカー | 創業年 | 国 |
---|---|---|
Akracing | 2000年 | 中国 |
DXRacer | 2001年 | アメリカ |
GTRACING | 2011年 | 中国 |
Akracing、DXRacerは元々はレーシング用の椅子を開発し、その技術をゲーミングチェアに展開しました。
対してGTRACINGは後発で2011年に設立された会社になります。
各メーカーのゲーミングチェアの共通点は何?
次に「Akracing」「DXRacer」「GTRACING」のゲーミングチェアの共通点を解説します。
- 購入後は自分で組み立てる
- 人間工学に基づいた設計
- リクライニング機能
- ヘッドレストとランバーサポート付属
- 肘掛けの稼働
- 座面の高さ調整機能
購入後は自分で組み立てる

ゲーミングチェア購入後は自分で組み立てる必要があります。
事前に組立てるスペースを確保しておくのをおすすめします。
人間工学に基づいた設計
ゲーミングチェアといえば、パッとみた時に目につくのが独特な形状。
肩の部分が横に突き出してどことなくメカニックなデザインです。
椅子に寄りかかると突起部分が肩を包んでくれるようにサポートしてくれるため、肩こりの軽減につながるという効果があります。
リクライニング機能
作業を快適にするためのリクライニング機能もどのメーカーつけています。
休むときは思いっきり倒すもよし、仕事やゲーム中でも自分に最適な角度にすることで体への負担を軽減することができます。
倒せる角度はメーカー毎に異なります。
▼リクライニング機能についての詳細記事はこちら
ヘッドレストとランバーサポート付属
頭と腰によりかかれるランバーサポートとヘッドレストも共通で付属しています。
こちらがヘッドレスト。
こちらはランバーサポート。腰回りの負担を軽減してくれます。
どちらも自由に取り外し可能です。
肘掛けの稼働
肘掛けが稼働できます。
高さを変えたり、左右に角度を調整して自分にあった位置に調整することができます。
どのメーカーも最低でも上下に動かせます。色々な方向に動かしたい場合はその分予算が必要になります。

自分にあった位置に肘を置けるのでキーボードが打ちやすくなるというメリットを感じます。
各メーカーの違いは何?特徴とデメリットを解説
ここからは、各メーカーの特徴とデメリットを解説します。
まとめるとこんな感じ。
メーカー | 特徴 | デメリット |
---|---|---|
Akracing | リクライニングが180度まで倒せる 試座できる ブランドイメージ |
価格が一番高い |
DXRacer | ラインナップが幅広い 試座できる ブランドイメージ |
耐荷重が一番低い リクライニング角度は135度まで |
GTRACING | 低価格ながら質はいい オットマンのついたモデルがある 試座できる |
パチモンというイメージ モデル毎のサイズに差がない |
Akracingの特徴とデメリット

特徴 | デメリット |
---|---|
リクライニングが180度まで倒せる 試座できる ブランドイメージ |
価格が一番高い |
Akracingからは現在大きく7種類のゲーミングチェアが販売されています。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
Wolfシリーズ | 日本人向けに設計されてて通気性が良い |
Nitroシリーズ | 一番スタンダードなエントリーモデル |
Overtureシリーズ | Nitoより大柄な人向けのモデル |
Pro-xシリーズ | アームレストの稼働領域が広い |
Premiumシリーズ | 最上位モデル |
極坐シリーズ | 座椅子モデル |
ワンピースコラボモデル | 漫画「ワンピース」とコラボレーションしたモデル |
▼各モデルをまとめた記事はこちら
▼特徴
Akracingで各メーカーにない1番の特徴は、どのモデルもリクライニングを180度まで倒せることです。
また後述のDXRacerにも言えることですが、家電量販店で試座ができ自分の体にあったモデルを探しやすいことも特徴です。
AKRacingのゲーミングチェアを店頭で販売しているお店をみる
他にもワンピースのコラボモデルやyoutuberとのコラボをするなど、Akracingはマーケティング活動に力を入れています。
2000年からゲーミングチェアを販売、メーカーに対する知名度は一定数ありブランドイメージも良好です。
▼デメリット
デメリットは今回紹介する3メーカーの中で一番価格が高いということ。
Akracingのエントリーモデル(Wolfシリーズ)であっても、GTRACINGより2万円、DXRacerより1万円ほど高い価格になっています。
DXRacerの特徴とデメリット

特徴 | デメリット |
---|---|
ラインナップが幅広い 試座できる ブランドイメージ |
耐荷重が一番低い リクライニング角度は150度まで |
DXRacerからは現在大きく5つのモデルのゲーミングチェアが販売されています。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
FORMULA | エントリーモデル シリーズ内にさらに3種類のゲーミングチェアがある |
DRIFTING | 奥行きがあってゆったり座れる |
RACING | ミドルクラスでバランスの取れたシリーズ。 シリーズ内にさらに3種類のゲーミングチェアがある |
VALKYRIE | RACINGとKINGシリーズの中間の位置付け |
KING | 機能性に優れた大型モデル |
▼各モデルをまとめた記事はこちら
▼特徴
DXRacerの特徴は、販売しているゲーミングチェアのラインナップが多いこと。
各クラスの中でさらに細分化されたモデルが発売されており、合計11モデルのゲーミングチェアが発売されています。
(Akracingは7モデル、GTRACINGは9モデル)
DXRacerも先程のAkracing同様、家電量販店で試座ができ自分の体にあったモデルを探すことができます。
DXRacerのゲーミングチェアを体験できる場所を見る
また、DXRacerも2001年と以前から販売しているメーカーで知名度は一定数ありブランドイメージも良好です。
▼デメリット
デメリットは3メーカーの中で耐荷重の公表値が一番低い点。
エントリーモデルのFORMULAシリーズが90kg、ハイグレードモデルのキングシリーズで120kgです。
耐荷重に不安な方は、Akracing(エントリーモデルが150kg)またはGTRACING(エントリーモデルが100kgまたは136kg)を選ぶといいと思います。
他に、DXRacerのゲーミングチェアのリクライニング角度はいずれのシリーズも最大150度までです。

大半の人は150度でも問題ないと思います。
GTRACINGの特徴とデメリット

特徴 | デメリット |
---|---|
低価格ながら質はいい オットマンのついたモデルがある 試座できる |
パチモンというイメージ モデル毎のサイズに差がない |
GTRACINGからは現在大きく6つのモデルのゲーミングチェアが販売されています。
モデル名 | 特徴 |
---|---|
GTBEE/GT505 | ファブリック生地を採用 通気性良し GT505はポップなデザインが特徴 |
GT002/GT099 | 一番スタンダードなモデル GT099は肘掛けが左右に3段階動く |
GT909/GT901 | オットマン付きモデル |
GT890YJ | オットマンに加え スピーカーがついたモデル |
GT321 | オットマンがあり 肘掛けが4方向に稼働する ハイグレードモデル |
GT89 | 座椅子タイプ |
▼各モデルをまとめた記事はこちら
当ブログ限定の8%OFFクーポンの紹介もしています。
▼特徴
GTRACINGの最大の特徴は低価格なところ。さらに低価格ながら質も問題ありません。

さらに他メーカーにないユニークな機能があるのもGTRACINGの特徴に挙げられます。
特にオットマンのついたモデルはAkracing、DXRacerにはありません。
▼オットマン付きゲーミングチェアのレビュー記事はこちら
▼デメリット
GTRACINGはAkracingとDXRacerよりも後発、かつ名前もなんだか似ているのでパクリというイメージはどうしてもついてしまいます。
(品質は問題ないのですが)
他に、AkracingとDXRacerは体格の大きい人向けのゲーミングチェアも販売しているのに対し、GTRACINGのゲーミングチェアはいずれのモデルも大きさに差がありません。

不安な人は購入前に試座をするのがおすすめです。

結局どれ買えばいいのか教えて!
色々解説してきましたが、結局どのメーカーを買えばいいのか??
私なりにまとめた結論が以下です。
メーカー | 向いてる人 |
---|---|
Akracing | ・予算が4万円以上確保できる人 ・リクライニング重視の人 ・ブランドを気にする人 |
DXRacer | ・予算が3万円以上確保できる人 ・肘掛け稼働を気にする人 |
GTRACING | ・予算を気にする人 ・ゲーミングチェアをまず試したいという人 |
それぞれ解説します。
Akracing|予算が4万円以上確保できてリクライニング重視の人
Akracingの一番低価格のエントリーモデルでも4万円近くします。
ゲーミングチェアに対して予算が4万円以上出せるという方はAkracingの検討をおすすめします。
▼エントリーモデルのWolfシリーズのレビュー記事はこちら
また、リクライニングが全モデル180度まで倒せる、知名度があるのもAkracingの魅力です。
リクライニングにこだわり、ブランドイメージも気にする人におすすめです。
▼Akracingの各モデルをまとめた記事はこちら
DXRacer|予算が3万円以上確保できる人。肘掛け稼働を気にする人
DXRacerは一番安いエントリーモデル「FORMULRシリーズDXR」が3万円近くします。(2021年5月8日時点で29,800円)
予算が最低でも3万円以上確保できる人はDXRacerも視野に入れて検討していいでしょう。
▼エントリーモデルのFORMILAシリーズDXRのレビュー記事はこちら
ラインナップが豊富なこともDXRacerの魅力です。
特にエントリーモデルの「DXZ/DX-57」は個人的一押しです。
(予算は4万円必要ですが・・・)
肘掛けが3方向に動くため、肩の負担が軽減されます。
同じ機能をAkracingに求める場合はPro-xというモデルが候補に上がりますが、こちらは15,000円近く高いモデルになります。
▼各モデルをまとめた記事はこちら
GTRACING|予算3万円以内でゲーミングチェアをまず試したい人におすすめ
GTRACINGはエントリーモデルが2万円以下で購入できるのはGTRACINGの魅力の一つです。
予算が限られており(3万円以内)、ゲーミングチェアをまず試したい人におすすめです。
▼エントリーモデルのGT099のレビュー記事はこちら
▼GTRACINGの各モデルをまとめた記事はこちら
まとめ
以上、ゲーミングチェアで人気のAkracing、DXRacer、GTRACINGを比較してみました。
ぱっと見同じに見えるものの、各メーカー違いがありますね。
この記事が参考になれば幸いです。
▼各メーカーの特徴とデメリット
メーカー | 特徴 | デメリット |
---|---|---|
Akracing | リクライニングが180度まで倒せる 試座できる ブランドイメージ |
価格が一番高い |
DXRacer | ラインナップが幅広い 試座できる ブランドイメージ |
耐荷重が一番低い リクライニング角度は135度まで |
GTRACING | 低価格ながら質はいい オットマンのついたモデルがある 試座できる |
パチモンというイメージ モデル毎のサイズに差がない |
▼おすすめの人
メーカー | 向いてる人 |
---|---|
Akracing | ・予算が4万円以上確保できる人 ・リクライニング重視の人 ・ブランドを気にする人 |
DXRacer | ・予算が3万円以上確保できる人 ・肘掛け稼働を気にする人 |
GTRACING | ・予算を気にする人 ・ゲーミングチェアをまず試したいという人 |