こんにちは、わちろぐです。
職場が在宅勤務に切り替えてもうすぐ1年経ちます。
在宅勤務の環境をよくするために一番買ってよかったのがゲーミングチェアです。
そんなゲーミングチェアの中でもDXRacerというメーカーは人気が高く、色々なタイプのゲーミングチェアを販売しています。
ということで、私なりにDXRacerのゲーミングチェアについて色々と調べたのでこの記事ではまとめています。
- DXRacerから発売されているゲーミングチェアのシリーズ
- どのタイプがおすすめか
- 購入した人の感想、気になる点
- 購入前に試座できる場所
タップできる目次
DXRacerとは?
DXRacerはアメリカのミシガン州を拠点とするゲーミングチェアのブランドです。
元々はレーシングシートを生産していましたが、その技術をゲーム用の椅子を開発。 ゲーミングチェアを世界で初めて開発したブランドだったりします。
ゲーミングチェアの種類は?
DXRacerからは現在大きく5シリーズのゲーミングチェアが発売されています。
それぞれのシリーズと特徴はこちら。下に行くほど価格が高くなります。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
FORMULA | エントリーモデル シリーズ内にさらに3種類のゲーミングチェアがある |
DRIFTING | 奥行きがあってゆったり座れる |
RACING | ミドルクラスでバランスの取れたシリーズ。 シリーズ内にさらに3種類のゲーミングチェアがある |
VALKYRIE | RACINGとKINGシリーズの中間の位置付け |
KING | 機能性に優れた大型モデル |
価格は「KINGシリーズ」が一番高いです。
次点で「VALKYRIEシリーズ」、「RACINGシリーズ内のPRO RV-131」というタイプの順になっています。
ゲーミングチェアの機能は?
ここからは、DXRacerのゲーミングチェアに備わっている機能を紹介していきます。
DXRacerのゲーミングチェアは複数のシリーズが発売されてるのは先ほど説明した通り。
価格が高いシリーズほど付加価値がついて高機能になりますが、人によってはオーバースペックです。
自分にとって必要かどうか見極めてどのシリーズを買うかの判断材料にしていきましょう。
- 人間工学に基づいた椅子の形状【共通】
- リクライニング機能【共通】
- アームレスト位置調整【稼働領域に違いあり】
人間工学に基づいた椅子の形状【共通】
ゲーミングチェア全般に言えますが、パッとみた時に目につくのが独特な形状。
肩の部分が横に突き出してどことなくメカニックなデザインです。
それもそのはず、元々はレーシングカーの椅子を下にゲーミングチェアは設計されています。
実際に座るとわかりますが、このデザインは非常に合理的です。(確かにちょっとごついけど・・・)
椅子に寄りかかると突起部分が肩を包んでくれるようにサポートしてくれるため、肩こりの軽減につながるという効果があります。
リクライニング機能【共通】
リクライニング機能はDXRacerのゲーミングチェアのシリーズすべてに備わる機能です。
DXRacerのゲーミングチェアはどのシリーズでも共通で135度まで倒すことができます。
これに加えて、座面自体を15度まで倒せるゆりかご機能もついており、最大で150度まで倒すことが可能です。
休むときは思いっきり倒すもよし、仕事やゲーム中でも自分に最適な角度にすることで体への負担を軽減することができます。
▼リクライニング機能についての詳細記事はこちら
アームレスト位置調整【稼働領域に違いあり】
アームレストは肘をかける箇所。
▼こういう部分です
DXRacerのゲーミングチェアはアームレストを稼働できます。
高さを変えたり、左右に角度を調整して自分にあった位置に調整することができます。
シリーズ名 | 稼働領域 |
---|---|
FORMULA DXR |
上下 |
FORMULA DXZ/DX-57 |
上下 左右角度調整 前後スライド |
FORMULA DX-11 |
上下 左右角度調整 前後スライド |
DRIFTING | 上下 |
RACING PRO RV-131 |
上下 左右角度調整 左右スライド 前後スライド |
RACING RW0 |
上下 左右角度調整 前後スライド |
RACING RW-106 |
上下 左右角度調整 前後スライド |
VALKYRIE | 上下 左右角度調整 前後スライド |
KING | 上下 左右角度調整 左右スライド 前後スライド |
DXRacerのゲーミングチェアの種類・違いを詳しく解説
ここまでは機能面について紹介してきましたが、それぞれのシリーズの詳細を紹介していきたいと思います。
- FORMULAシリーズ DXR
- FORMULAシリーズ DXZ/DX-57
- FORMULAシリーズ DX-11
- DRIFTINGシリーズ
- RACINGシリーズ PRO RV-131
- RACINGシリーズ RW0
- RACINGシリーズ RW-106
- VALKYRIEシリーズ
- KINGシリーズ
FORMULAシリーズ【DXRacerのエントリーモデル】
最初に紹介するのがFORMULAシリーズです。
FORMULAシリーズはDXRacerのゲーミングチェアの中でもエントリーモデルに位置付けられるモデルです。
FORMULAシリーズの中に、さらに「DXR」「DXZ/DX-57」「DX-11」という種類があります。
DXR【ファブリック生地で、DXRacer内で一番安価なゲーミングチェア】
DXRはDXRacerのゲーミングチェアの中でも一番安価なモデルになります。
他のシリーズと比較した際に、一番大きな違いは生地がファブリック生地ということです。
ファブリック生地で通気性がよく、コストが抑えられることが特徴です。
ただし、通気性がいい反面汚れに弱いというデメリットもあります。
▼FORMULAシリーズ DXRのレビュー記事はこちら
カラー展開 | 2色 赤、黒 |
---|---|
アームレスト位置調整 | 上下 |
素材 | ファブリック生地 |
椅子の高さ | 120-129cm |
座面幅 | 38cm |
座面奥行 | 44cm |
背もた高さ | 82cm |
座面高さの調整幅 | 41-51cm |
DXZ/DX-57【DXRacerのエントリーモデル。コスパ良し】
DXZ/DX-57はDXRacerのゲーミングチェアの中でエントリーモデルに位置付けられるゲーミングチェアです。
前述の一番安価なDXRの違いは、「素材」「肘掛けの稼働範囲」です。(サイズ感はほとんど変わりません)
DXZ/DX-57は素材が「PUレザー」、肘掛けの稼働範囲は「上下・左右角度調整・前後スライド」が可能です。
価格はDXRよりも1万円ほど高いのですが、非常にバランスが良いコスパの良いゲーミングチェアです。
カラー展開 | 3色 赤、オレンジ、緑 |
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アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 前後スライド |
素材 | PUソフトレザー |
椅子の高さ | 121-131cm |
座面幅 | 38cm |
座面奥行 | 44cm |
背もた高さ | 84cm |
座面高さの調整幅 | 42-52cm |
DX-11【PUレザーとファブリック生地のハイブリット】
DX-11もDXRacerのゲーミングチェアの中でエントリーモデルに位置付けられるゲーミングチェアです。
サイズ感・機能は前述のDXZ/DX-57と同じで、素材が一部異なるモデルになります。
DXZ/DX-57が「PUレザー」のみに対し、DX-11は「PUレザー」と「ハイグレードファブリック生地」のハイブリット。
また、カラー展開が10色と一番多いのが特徴です。
カラー展開 | 10色 灰色、黄色、緑、ライトブルー、黒、白、赤、ピンク、ブルー、オレンジ |
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アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 前後スライド |
素材 | ハイグレ―ドファブリック PUソフトレザー |
椅子の高さ | 121-131cm |
座面幅 | 38cm |
座面奥行 | 44cm |
背もた高さ | 84cm |
座面高さの調整幅 | 42-52cm |
DRIFTINGシリーズ【奥行きがあってゆったり座れる】
DRIFTINGシリーズの特徴は座面の奥行きが最もあることです。
前述のFORMULAシリーズの座面の奥行きが44cmに比べて、DRIFRTINGシリーズは52cmと約18%多いです。
(ただし、肘掛けは上下のみしか動きません)
ゆったり座りたい人におすすめのゲーミングチェアと言えます。
カラー展開 | 4色 黒、赤、白、ブラウン |
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アームレスト位置調整 | 上下 |
素材 | PUソフトレザー |
椅子の高さ | 119-128cm |
座面幅 | 38cm |
座面奥行 | 52cm |
背もた高さ | 82cm |
座面高さの調整幅 | 43-52cm |
RACINGシリーズ【身長の高い人におすすめのモデル】
RACINGシリーズはDXRacer内でミドルクラスのゲーミングチェアになります。
背もたれの高さが他のシリーズと比較すると10cm程度高く、身長の高い人におすすめのモデルです。
RACINGシリーズの中には、「PRO RV-131」「RW0」「RW-106」の3タイプあります。
PRO RV-131
PRO RV-131はハイエンドクラスに近いモデルです。
1番の特徴は肘掛けの位置が4方向に動くこと。(他シリーズは1方向または3方向のみ)
また、ゲーミングチェア本体の高さも一番高いモデルになります。
カラー展開 | 4色 紫、青、オレンジ、赤 |
---|---|
アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 左右スライド 前後スライド |
素材 | PUレザー |
椅子の高さ | 132-139cm |
座面幅 | 36cm |
座面奥行 | 45cm |
背もた高さ | 88cm |
座面高さの調整幅 | 49-56cm |
RW0
RW0は前述したPRO RV-131よりも高さ、および肘掛けの箇所も3方向に抑えられたモデルになります。
(その分価格はPRO RV-131よりも5000円程度安くなっています)
カラー展開 | 4色 紫、青、オレンジ、赤 |
---|---|
アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 前後スライド |
素材 | PUレザー |
椅子の高さ | 126-135cm |
座面幅 | 36cm |
座面奥行 | 45cm |
背もた高さ | 86cm |
座面高さの調整幅 | 44-54cm |
RW-106
RW-106はRACINGシリーズの中で一番安価なモデルになります。
サイズ感や機能は前述のRW0と大きく変わりません。
ゲーミングチェアの前面にファブリック生地が利用されており、通気性がいい反面コストが抑えられているモデルになります。
カラー展開 | 4色 黒、緑、赤、白 |
---|---|
アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 前後スライド |
素材 | ファブリック生地 PUソフト PVCハードレザー |
椅子の高さ | 125-135cm |
座面幅 | 36cm |
座面奥行 | 47cm |
背もた高さ | 86cm |
座面高さの調整幅 | 43-53cm |
VALKYRIEシリーズ【RACINGとKINGシリーズの中間の位置付け】
VALKYRIEシリーズはRACINGシリーズとKINGシリーズのサイズの中間にあたるゲーミングチェアです。
日本人男性の標準的な身長(170cm~175cm)の人でもゆとりのある座り心地が体感できるモデルになります。
他に座面の素材がパーフォイレッドレザー(穴の空いたレザーのこと)により通気性も担保されていることが特徴になります。
カラー展開 | 4色 青、白、赤、ゴールド |
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アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 前後スライド |
素材 | ・座面
パーフォレイテッド(ピンホール)レザー |
椅子の高さ | 120-129cm |
座面幅 | 38cm |
座面奥行 | 46cm |
背もた高さ | 87cm |
座面高さの調整幅 | 46-56cm |
KINGシリーズ【機能性に優れた大型モデル】
KINGシリーズはDXRacerのゲーミングチェアの中で最も大きいサイズのシリーズです。
(その分価格も一番高いです)
推奨の身長は身長175~190cmと大柄の方に特におすすめのモデルになります。
また、価格の高い分アームレストは4方向、素材もPU+PVCハードレザーが用いられ高級感を感じられるモデルです。
カラー展開 | 5色 白、青、赤、黒、緑 |
---|---|
アームレスト位置調整 | 上下 左右角度調整 左右スライド 前後スライド |
素材 | PU + PVCハードレザー |
椅子の高さ | 133-138cm |
座面幅 | 42cm |
座面奥行 | 48cm |
背もた高さ | 86cm |
座面高さの調整幅 | 48-53cm |
今まで紹介シリーズをまとめたものがこちらです。
どのモデルがいいの?タイプ別に紹介
さて、ここまで見てきましたが、正直DXRacerのゲーミングチェアは、他メーカーのAkracingやGTRACINGと比べて非常に種類が多い!
(まとめててメチャクチャ疲れましたw)
ここでは、実際に仕事でもゲーミングチェアを1年使っている私の経験をもとに、タイプ別にどのシリーズがいいか紹介します。
参考にしてみてくださいね。
- 一番無難なのはエントリーモデルのDXZ/DX-57
- 大柄の人はRACINGシリーズのPRO RV-131かKINGシリーズ
- 安く抑えたい人はFORMULAシリーズDXR
一番無難なのはエントリーモデルのDXZ/DX-57
一番無難なのはエントリーモデルの「DXZ/DX-57」です。
理由はコストパフォーマンスが他のシリーズ・会社と比べて高いためです。
そう感じた点は3点。
- 肘掛けが3方向に動く
- PUレザーのため、ファブリック生地よりかは汚れを気にしなくて良い
- 価格がちょうど良い(といっても4万円近くしますが・・・)
肘掛けが3方向に動くモデルは競合のAKracingだと4万円以上したりします。
また、素材がPUレザーなので(通気性は悪いけど)、ファブリック生地より汚れを気にしなくて良いというメリットがあります。
デメリットとしては座面の奥行きが44cmと少ない点。身長178cmの私の使っているゲーミングチェアは51cmなので、場合によっては足りないかもしれません。
奥行きが足りないという方はフットレストの購入も検討してみても良いと思います。
大柄の人はRACINGシリーズのPRO RV-131かKINGシリーズ
奥行きが狭いのがちょっと気になるなー、という方は、少し予算が多くなりますがRACINGシリーズの「PRO RV-131」
またはKINGシリーズをお勧めします。
素材に違いはあるものの、いずれもゲーミングチェアの機能に差異はありません。
KINGシリーズの方が座面サイズが大きいです。大は小を兼ねるので、予算に余裕があるならKINGシリーズを検討しても良いと思います。
安く抑えたい人はFORMULAシリーズDXR
初めてのゲーミングチェアだし、予算に余裕がないという場合は、一番安価なFORMULAシリーズDXRがいいでしょう。
(安価といっても3万円近くしますが・・・)
▼FORMULAシリーズ DXRのレビュー記事はこちら
他のシリーズよりも機能性は劣るものの、満足度は高い結果になっています。
購入前に試座ができる場所は?
あれこれ書いてきましたが、一番いいのは買う前に試し座りできることです。(高い買い物ですからね・・・)
DXRacerは家電量販店やパソコンショップで店頭販売されています。近くにお店がある場合、一度お店で座り心地を試してみるといいでしょう。
DXRacerのゲーミングチェアを購入した人のクチコミ
DXRacerのゲーミングチェアを購入した人のクチコミ・主な用途・購入の決め手を聞いてみました。
- 座り心地がよくて長時間座れるといった声が多く満足度が高い
- 反面、思った以上に大きいという声がある
- ゲーム以外に仕事でも利用している人も多数
ゲーミングチェアにしてから、長時間座っても疲れなくなった。特に腰。今後も普通の椅子ではなく高くてもゲーミングチェアを買う。
■主な用途は?
勉強、仕事、ゲーム
値段は少し高かったんですけど長時間座っても疲れないので凄く良いですし長時間ゲームするのでいつも凄く助かっています。買って良かったです。
■主な用途は?
ゲーム
■購入の決め手は?
Youtubeで見て問題なさそうだった
三年ほど使っています。かなり満足していますが、やはり少し大きすぎると思います。ですが、座り心地はかなりよく、長く使っていられます。
■主な用途は?
勉強、仕事、ゲーム
■購入の決め手は?
Youtubeで見て問題なさそうだった、デザインが気に入った
座り心地が良いので、デスクワークでも助かります。
■主な用途は?
ゲーム
■購入の決め手は?
Amazonの評価が高かった
まとめ
以上、DXRacerから発売されているゲーミングチェアをまとめてみました。
ゲーミングチェアはゲーム以外でも仕事でも活用できます。在宅勤務が広がると今後ますます重要になってくるアイテムになるでしょう。
この記事が購入の参考になれば幸いです。
- 座り心地がよくて長時間座れるといった声が多く満足度が高い
- 反面、思った以上に大きいという声がある
- ゲーム以外に仕事でも利用している人も多数
各シリーズの比較表はこちら