レビュー | DXRacer フォーミュラシリーズ DXRで快適作業!Akracing Wolfとの違いも解説

わちろぐ
こんにちは、わちろぐです。
今回はライターのうーたんパパさんが購入した、DxRacer フォーミュラシリーズのゲーミングチェアのレビュー記事を紹介します。
この記事はこんな人におすすめです
  • DXRacerって有名なメーカーだけど、実際はどうなんだろう・・・
  • 実際に使っている人の感想を聞きたい
  • DXRacerの良いところ、良くないところが知りたい
  • Akracing Wolfとの違いも知りたい
ライターの「うーたんパパ」と申します。

俳優・パフォーマーとして活動する傍ら、デザイナー・ライターとしても活動しておりコロナ禍でデスクワークの方が本業状態になってしまいました。

そのため仕事へのモチベーションUPを期待して、様々な機能を持つゲーミングチェア「DXRacer」を購入することにしました。
3か月ほど使用し、期待以上の商品であったためご紹介したいと思います。

DXRacerについて

DXRacerはアメリカのミシガン州を拠点とするゲーミングチェアのブランドです。
元々はレーシングシートを生産していましたが、その技術をゲーム用の椅子を開発。
ゲーミングチェアを世界で初めて開発したブランドだったりします。

▼DXRacerのゲーミングチェアをまとめた記事はこちら

DXRacerおすすめのゲーミングチェアは?種類・違いからタイプ別に解説!【購入者にも感想を聞いてみた】

2021年5月1日
DXRacerのゲーミングチェアのまとめ記事を読む

フォーミュラシリーズについて

今回私が紹介するのは、DXRacerのゲーミングチェアの中でもエントリーモデルに位置付けられる「フォーミュラシリーズ」です。

フォーミュラシリーズの中には「DXR」「DXZ/DX-57」「DX-11」と3つの種類があります。

それぞれの違いは大きく2点。素材と肘掛けの稼働領域です。

シリーズ名 素材 稼働領域
DXR ファブリック生地 上下
DXZ/DX-57 PUソフトレザー 上下
左右角度調整
前後スライド
DX-11 ハイグレ―ドファブリック
PUソフトレザー
上下
左右角度調整
前後スライド

価格はDXRが一番安価で3万円以下。
対して「DXZ/DX-57」「DX-11」は1万円ほど高いです。

ファブリック生地はコストが抑えられるため、その分価格が安いということになります。

今回紹介するこの3つの中のDXR
フォーミュラシリーズの中で一番安価なゲーミングチェアですが、座り心地はよくとても満足しています。

購入に踏み切った決め手は?

シンプルな理由としては「予算」です。

ゲーミングチェア自体が初めての購入だったので、名前を聞いたことがある「AKRacing」と「DXracer」を比較対象として検討しました。

大きな買い物になるのでエントリーモデル(低価格で初心者向け)を調べてみるとDXracerの方が1万円程度安く3万円程度であったため購入に至りました。

▼AKracingのエントリーモデルWolfのレビュー記事はこちら

レビュー | Akracing Wolfで快適作業!DXRacerフォーミュラシリーズとの違いも解説

2020年12月13日
Wolfシリーズのレビュー記事を読む

外観


人間工学(エルゴノミクス)に基づいた独自の3Dスチール構造で人間工学(エルゴノミクス)に基づいて設計されたDXRACERオリジナル3D立体成型スチールフレームにより『頭部』『肩部』『腰部』『座部』をしっかりサポート。
(引用:https://dxracer.jp/SHOP/114422/list.html

とあるように、成人男性がスポッと収まるくらい大きなサイズのチェアとなっています。
ラインナップとして黒×赤以外に、ピンク、オレンジ、イエローのカラフルな物や、”FINAL FANTASY XIV”と限定コラボするなど多様なバリエーションが存在します。

素材感

全体にファブリック生地を採用しており通気性が良く、蒸れにくいため使いやすい素材です。

上位グレードの商品には合皮の物もあり、生活スタイルに合わせて選択できるのが、DXracerの魅力と言えるでしょう。

機能

DXRacer フォーミュラシリーズの機能を紹介します。

リクライニング機能 135°
アームレスト(肘置き) 1Dアーム(3段階に上下昇降)
座面可動域 15°ロッキング (ゆりかご)機能
キャスター 5cmPU樹脂製ツインホイール

リクライニング機能


135°までリクライニングが可能。

ちなみに、ゲーミングチェアを出している他メーカ、AKRacingは180°です。

比較すると物足りなく見えるかもしれませんが「オフィスチェアで真横になることあるか?」と考えれば十分な角度と言えます。

アームレスト(肘置き)


太めの支柱1本による肘置きは3段階に高さ調整が可能。
腕の太さに少し窪んでおり、この深さで腕がしっかり収まり安定感が増します。

座面可動域


(公式Youtubeチャンネルより「座面の上下とロッキングの方法」)
15°のロッキングと聞いてピンとこなかったのですが、ロックを解除するとゆりかごの様に揺れる機能が付いています。
リクライニングと合わせて150°まで倒れるため、ゆったりとリラックスする時間に最適です。

キャスター


5本脚・2輪のキャスターはウレタン製ですが静音設計であり移動もスムーズです。フローリングで使用していますが、傷などはほぼ付いていません。

DXRacer フォーミュラシリーズDXRの使い心地は?イイ点とイマイチな点を公開

DXRacer フォーミュラシリーズDXRのいい点

  • 座面の適度な硬さ。反発力を求む人は◎
  • 枕とリクライニング機能が抜群。良い仕事は良い休憩から!
  • 高さ調整できるアームレストの利便性。
DXRacer フォーミュラシリーズDXRのイマイチな点

  • 組み立てがかなり大変!時間と作業スペースは必須。
  • 高い通気性の代償。。。ホコリに要注意
  • 布地素材は染みつく汚れは厳禁!合皮商品との違い

◯:座面の適度な硬さ。反発力を求む人は◎

DXracerシリーズの特徴は、高密度・高反発のウレタンフォームで座面や背面が作られている事です。これによりソファーやベッドと同様の高い弾力性が得られ、長時間座り続けていても疲れにくいとされています。
実際に、私は以前使っていた安価なオフィスチェアと比べて腰・背中・おしりへの負担を感じなくなりました。

◯:枕とリクライニング機能が抜群。良い仕事は良い休憩から!


前述の通り、安定感のある作りだから実現できるフラットに近いリクライニング機能も魅力の1つ。メリハリを付けて仕事をするために、時には思いっきり後ろに倒れて頭の中を整理しています。

◯:高さ調整できるアームレストの利便性

アームレストが付いているオフィスチェアの場合、安い物だと高さが変えられず体格によっては煩わしく感じたり、作業の邪魔にさえなりえる物です。

その点段階的に上下動できるDxracerシリーズは都度、必要な位置に動かせて大変助かります。

△:組み立てがかなり大変!時間と作業スペースは必須

到着時に玄関で受け取った際にその外箱の大きさと重さに対してかなり驚きました。箱を空けて、パーツの有無を確認するにもそれだけの作業スペースを確保しなくてはいけません。
私も苦労した注意点を2つ挙げておきます。

組み立て時の注意点1


脚部・フラットベースに飾りである赤いパーツを付けるのですが矢印の向きが分かりにくく、逆向きでも取り付けられるので一度間違えると外すのにかなり苦労します。爪が長い人は怪我をしかねないので、よく見て取り付けましょう。

組み立て時の注意点2


背部・座面を接合した後に、フットベースに差し込んで商品は完成します。
この時、背面・座面合わせた重さが20kg弱となり、ベースの支柱に対して垂直に、ピッタリサイズの穴に差し込まねばなりません。
差し込む面を覗けないのでこの作業が男性1人でもかなり苦労しました。女性1人だと店頭リスクさえあると思いますので、無理せずお手伝いいただける方を探すのも手です。

△:高い通気性の代償。。。ホコリに要注意


ファブリック生地のデメリットとして、通気口が無数に空いているためホコリや小さな汚れがすぐ詰まります!マメに掃除機やコロコロで吸い取った方が良いのでご注意ください。

△:布地素材は染みつく汚れは厳禁!合皮商品との違い

ファブリック生地のもう1つのデメリットが水分汚れは絶対に避けねばならない点です。お茶や珈琲、ジュースなどはあっという間に吸い取ってしまう上に、構造上剥がして洗ったりもできません。

エントリーモデルならではの、汚れに対する備えと掃除を心掛けてください。

DXracerフォーミュラシリーズを試座できる場所は?

私は予算ありきでネットで購入したので、後から背部の幅・ヘッドレストの高さ等が違うシリーズがある事を知りました。
幸い身体にピッタリ合いましたが、大柄な方や座面の質感など拘りがある方は試乗する事をお勧めします!

DXRacerを取り扱っている店舗一覧

AKracingを始めとした他社ブランドを入れると選択肢はもっと増えますし、数年間は使い続ける物だけに慎重な選択をして損はないでしょう。
身体への負担を減らすつもりで購入し、結果的に合わなかったら本末転倒です。

Akracingを取り扱っている店舗一覧

店舗販売とネット通販のメリット&デメリット

店舗販売のメリット・デメリット
メリット

  • 試乗しベストな物を選べる
  • 販売員に細かな相談ができる

デメリット

  • 販売店舗に限りがある
  • 店によって試乗できる商品が限られる
  • 店によって在庫が無い場合がある
ネット通販のメリット・デメリット
メリット

  • どこに住んでいても購入できる
  • 欲しいシリーズが選べる
  • ポイントで買い物したり、大幅な還元が受けられる時がある

デメリット

  • 写真と文字でしか判断できず、届いてから希望と合わない恐れがある

DXRacerのネット上の評判

DXRacerのネット上の評判を集めてみました。

AKRacingや他のフォーミュラシリーズとの違いは??

ここまでフォーミュラシリーズのDXRを紹介してきましたが、Akracingとか、DXRacerの他のゲーミングチェアとの違いも解説していきたいと思います!

Akracing、他のフォーミュラシリーズの違いざっくりまとめ
AKracingのエントリーモデル「Wolf」との違い

  • サイズ感、素材や機能はほぼ同じ
  • リクライニング角度が異なる。DXRacerのリンクライニングが135度までに対し、Akracingは180度まで倒せる
  • 価格はAkracingWolfの方が1万円ほど高い

他のフォーミュラシリーズとの違い

  • フォーミュラシリーズの中で、他に2つ種類がある
  • 肘掛けの稼働領域、素材が異なる
  • サイズ感はほぼ同じ
  • 価格は1万円ほど高い

AKRacingのエントリーモデル「Wolf」との違い

素材はどちらも「ファブリック生地」、肘掛けの稼働もどちらも「上下のみ」、と機能にそこまで差はありません。サイズ感もほぼ同じです。
1番の違いはリクライニング機能を利用した際の角度

DXRacerは最大135度まで、チルト機能を使っても最大150度までなのに対し・・・

AkracingのWolfは180度まで倒すことができます。

▼AKracingのエントリーモデルWolfのレビュー記事はこちら

レビュー | Akracing Wolfで快適作業!DXRacerフォーミュラシリーズとの違いも解説

2020年12月13日
Wolfシリーズのレビュー記事を読む

フォーミュラシリーズの違い

冒頭でも説明しましたが、フォーミュラシリーズの中には、今回紹介した「DXR」以外に、

DXZ/DX-57

DX-11」と3つの種類があります。

それぞれの違いは大きく2点。素材と肘掛けの稼働領域です。
▼機能やサイズの違いをまとめた表はこちら!

シリーズ FORMULA
DXR
FORMULA
DXZ/DX-57
FORMULA
DX-11
画像
アームレスト位置調整 上下 上下
左右角度調整
前後スライド
上下
左右角度調整
前後スライド
素材 ファブリック生地 PUソフトレザー ハイグレ―ドファブリック
PUソフトレザー
椅子の高さ 120-129cm 121-131cm 121-131cm
座面幅 38cm 38cm 38cm
座面奥行 44cm 44cm 44cm
背もた高さ 82cm 84cm 84cm
座面高さの調整幅 41-51cm 42-52cm 42-52cm

ファブリック生地は通気性がいい反面、汚れに弱いという弱点があります。
PUソフトレザーの場合、撥水性があるため水で汚れてもふけるので手入れが楽というメリットがあります。

またDXRacerのゲーミングチェにはフォーミュラシリーズの他に、体型の大きな人向けの「キングシリーズ」や、座面の奥行きが広くゆったり座れる「ドリフティングシリーズ」などもあります。

▼各シリーズの詳細を知りたい方はこちら!

DXRacerおすすめのゲーミングチェアは?種類・違いからタイプ別に解説!【購入者にも感想を聞いてみた】

2021年5月1日
DXRacerのゲーミングチェアのまとめ記事を読む

組み立てに向けて:購入前にしておきたい準備

非常に大きいDXracerのゲーミングチェア。
購入前に準備しておくべきことをまとめました。参考にしてみてくださいね。

【準備①】これまでの椅子は前日までに廃棄しておく

箱から大きいDXracerのゲーミングチェア。組み立てる際にも広めのスペースが必要となるため、それまでにオフィスチェアや椅子を使っている方は前日までに廃棄か譲るなどして、家から出しておきましょう。組み立ててから出そう…と考えていると椅子2脚置けないくらい、部屋が埋まってしまう恐れがあります。

もし、家や身体に合わなかったら…と不安な方は、前述の取り扱い店舗で採寸、試乗してから購入がおすすめです。

【準備②】六角レンチは使いやすい物を

組み立てに際して、5mmと6mmの六角レンチが付属されています。但し、かなりの数のネジを締める必要があり、この作業が意外と大変です。

そこで、使いやすい六角レンチであったり、可能であれば電動ドライバーの六角レンチパーツを用意しておくとスムーズに組み立てが進みます。
私は工具として『ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER)  スマートドリルドライバー』と

『六角ビットセット』を保持していたためかなり作業はスピーディーに進みました。

まとめ:万人におすすめのゲーミングチェア

組み立てと設置に苦労しましたが、完成後は快適なデスク生活を送れています。おかげで持病として悩んでいた背部痛・ぎっくり腰も影を潜め、寒い冬でも身体の痛みに悩まずに仕事ができています。
仕事環境の改善は結果として身体へのケアにも繋がり、より豊かな生活を送ることが出来ます。
ぜひ、DXracerフォーミュラシリーズでゲーミングチェア始めをご検討ください。

DXRacer フォーミュラシリーズのいい点

  • 座面の適度な硬さ。反発力を求む人は◎
  • 枕とリクライニング機能が抜群。良い仕事は良い休憩から!
  • 高さ調整できるアームレストの利便性。
DXRacer フォーミュラシリーズのイマイチな点

  • 組み立てがかなり大変!時間と作業スペースは必須。
  • 高い通気性の代償。。。ホコリに要注意
  • 布地素材は染みつく汚れは厳禁!合皮商品との違い

ゲーミングチェアの関連記事

DXRacerと並ぶゲーミングチェアのブランド「Akracing」のレビュー記事です。
この記事では、一番スタンダードなWolfシリーズを紹介しています。


レビュー | Akracing Wolfで快適作業!DXRacerフォーミュラシリーズとの違いも解説

2020年12月13日
Akracingのレビュー記事を見る

AmazonでベストセラーのGTRACINGのレビュー記事です。
価格を抑えたい方におすすめです。

わちろぐ
私はこのゲーミングチェアを仕事用に使っています。

GTRACINGのゲーミングチェアは快適?在宅仕事用に購入して実際に使ったレビュー

2022年2月24日
GTRACINGのレビュー記事を見る

メーカーや色別のゲーミングチェアの記事を見たい方はこちら





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください