- オニツカタイガーのセラーノのサイズ感とか履き心地が知りたい
- 良かった点や、逆にイマイチな点がないか知りたい
- メキシコ66と似てるけど違いは何?どっちがおすすめ?
日本を代表するスポーツ用具メーカー「アシックス」。そのアシックスと同じ会社から出ているブランドが「オニツカタイガー」です。
アシックスがスポーツ向けに対し、オニツカタイガーはライフスタイル寄りのカジュアルなスニーカーを発売しています。
そんなオニツカタイガーが発売されいているスニーカーに「セラーノ」というモデルがあります。
セラーノは陸上シューズが元となっており、非常に軽量かつシンプルなスニーカーです。オニツカタイガーの定番スニーカーでもあるためか、カラーラインナップも豊富!
この記事では、オニツカタイガーのセラーノを購入した筆者がサイズ感や履き心地を解説します。
参考にしてみてくださいね。
- 横幅は狭めだけどアッパーが柔らかく、ヒールのホールド力もある。
- 軽量かつ歩いても足とヒールがずれないため、足とスニーカーが一体になる履き心地。
- 全体的にスリムでアウトソールのクッション感を感じられる箇所が足の中央より。そのため、足幅が狭目な人に特におすすめなスニーカー。
- 試し履きはネット注文で7日間無料で試し履きできるamazonのPrime Try Before You Buyがオススメ
タップできる目次
セラーノの概要
セラーノは1970年代に開発された陸上スパイクシューズからインスピレーションされたスニーカーです。
ご覧の通りソールが薄底、かつ重さが片足229gと軽量なのが特徴です。
そして見た目が非常にシンプル!私はブラックを購入しましたが、白いアシックスの4本のラインが映えて非常にかっこいいです。
アッパーはナイロンと人工皮靴(じんこうひかく)でできています。
色がブラックで統一されててナイロンと人工皮革の境目も同じ色で一体感があります。
カカトにはオニツカタイガーのロゴがプリントされています。
履き口部は白になっており、若干厚めです。
セラーノのサイズ感・履き心地
ここからはセラーノのサイズ感・履き心地を解説します。
サイズ感
今回私が購入したサイズは27.5cm。いつもは27cm前後を履いています。
セラーノはアッパーの横幅がやや狭目になっています。試し履きの際は27.0cmも試しましたが、私の場合足が横に広めなため横幅が少し窮屈でした。27.5cmでも問題なかったので、セラーノは27.5cmを購入しています。
アッパーのナイロン部分は伸縮性があって柔らかいためフィット感が非常に良いです!
足を曲げるとこんな感じ。
後述しますがセラーノはカカトのホールド感が最高です!足を曲げてもカカトにスニーカーがピッタリフィットするため、歩いてもスニーカーがずれないため履き心地が非常にいいです。
スニーカー別のサイズ感の違いを比較
普段どの靴を履いているかで、セラーノを選ぶサイズも変わってくると思います。参考までに、私の所有している他のスニーカーのサイズも載せておきます。
セラーノ | 27.5cm |
---|---|
ニューバランス CM996 |
27.0cm (-0.5cm小さい) |
コンバース オールスター |
28.0cm (+0.5cm大きい) |
ナイキ エアフォース1 |
27.5cm (同じサイズ) |
以下は個人的な所感になりますが、所有しているブランド別のおすすめサイズです。
ニューバランスのCM996を履いている場合
私の履いてるCM996はセラーノより0.5cm小さい27.0cmアッパーです。
ニューバランスの中でCM996は横幅がスリムな方ですが、アッパーのスエード生地柔らかく横に広がりやすいので27.0cmでも問題なく履けています。
対してセラーノのアッパーも柔らかいのですが、CM996よりかは若干硬いため少し窮屈です。
そのため、セラーノのサイズはニューバランスCM996と同じか0.5cm大きめがおすすめです。
コンバースのオールスターを履いている場合
コンバースのオールスターは横幅がかなりシャープ、かつキャンパス生地でセラーノと比べるとアッパーが硬めです。サイズ感もオールスターの方が横幅がシャープな分きついです。
そのため、普段オールスターを履いている場合、セラーノのサイズは0.5cm〜1.0cm小さいサイズがおすすめです。
ナイキのエアフォース1を履いている場合
ナイキのエアフォース1はアッパーが分厚く横が少しキツめです。
エアフォース1を履いている場合、セラーノのサイズは0.5cm小さいサイズ、または同じサイズがおすすめです。
サイズ感の口コミ
普段他のメーカーでも25センチ使用。少し余裕のある25センチもあったりするが、セラーノは25センチでピッタリであったため、他シューズと比較するとややタイトめ。
普段24~24.5センチを履いていますが、セラーノのサイズ感はぴったりです。足の甲の高さがないのですが、ホールド感があり履きやすいです。
どちらかと言うと細身でタイトです。
幅広の方は少し難しいかもしれません。
シューレースを緩めて履くよりはそのままのシルエットで履けるサイズを選ぶ方が綺麗だと思います。
幅は狭め・足の甲は低めだと感じました。幅広な人はサイズを1.0cmくらい上げて選んだ方が良さそうです。
幅広の甲で、先端が尖った足の形の女性です。24㎝を選択しますが、よりフィットさせる履き心地にしたい時は、厚手のスポーツ用靴下やくるぶしまでの靴下を履くようにしています。レースアップなので、紐で調節するときも有ります。私の足にとってはそのままではピッタリフィットするサイズではないのですが、足は毎日の生活習慣などでサイズが、朝昼晩と変動しやすいため、少しだけ大き目を選ぶようにします。しかし、セラーノは基本的に少々自分のサイズ感より、異なっていても靴底をプラスしたり、靴下を薄手や厚めにしたりと、自分好みのフィット感に調整しやすいのが特徴かなと、履いた時に感じます。
購入前にサイズ感を知るためのおすすめの購入サイト
セラーノの購入にあたっては返品無料で試し履きのできるネット通販がおすすめです。個人的おすすめはアマゾンのPrime Try Before You Buyです。
- セール品でも返送料が無料で7日間試し履きできる
- アプリから簡単に返品手続きができる
- セラーノも試し履きできる
- 違うカラー、違うサイズの靴を同時に試し履きできる
ただアマゾンの場合、有料会員になる必要があるのがデメリットです。
無料会員でも返送無料の通販サイトは他にもあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
履き心地
セラーノの履き心地をざっくりまとめるとこんな感じです。
クッション性 | 柔らかいが 足の中央と両端で クッション性に差がある |
---|---|
歩きやすさ | 軽くて歩きやすいが、 長時間歩行には向いてない |
ホールド感 | 良好 |
クッション性
セラーノは横から見るとインソールが薄く見えますが、実際に履くと結構クッション性があります。
ただアウトソールの形がご覧の通り、特に次踏まず部分がかなり細いです。
そのためか私の場合、セラーノを履くとクッション性が足の中央部に集中し、サイド(写真赤線の外側)のクッション性が低いと感じました。
足の幅が狭目な方は、足全体にクッション性が行き渡って歩きやすいのだろうと感じました。
ホールド感
セラーノのかかとは、アッパーとは反対に広めで厚みがあります。
そのため履いて紐で縛ると、カカト・カカト側面がカチッとはまってホールド感が抜群です。
履き口部にゆとりがあると足を上げた際に、足の隙間ができるスニーカーも中にはありますが、セラーノの場合は隙間がありません。
これが靴と足の一体感を持たせてくれてるんですよね。非常に歩きやすいです。
履き心地の口コミ
まず、軽くて足への負担が少ない。加えて、スニーカー自体が柔らかいため、つま先が曲がりやすく、蹴り出しがしやすい。また、ソールは厚くないものの、クッション性はあるため足底が痛む事もほぼなく、長時間のウォーキングでも使える。足を包み込むフォールド感も良く、履き心地はトータルしてとても良い。
日本ブランドなのでやはり日本人の足にフィットしやすく履き心地は良いですね。スニーカーは、西洋有名スポーツメーカーのものも所有していますが、フィット感はオニツカタイガーが一番好き。セラーノは靴底が薄くて軽量で、見た目にスッキリとしたデザインなのでファッション性が高いお洒落感もお気に入りです。普段履きとしても、ウォーキングシューズとして長距離を歩いたりしても疲れにくい軽快な履き心地が魅力に感じます。
軽くて長時間履けるスニーカーです。ソールは薄めですが、実際に履くとそれなりにクッション性があります。
定期的に通っているフットケアの先生からお薦めされました。それまでは息子の靴としてブランドは知っていたものの全く興味がありませんでした。初めて履いた瞬間の感想は「ソールが薄い!」で、少し不安に感じたのですが、実際に歩いてみるとクッション性が高く、長時間でも疲れにくいと感じました。
タイトな造りで非常にフィット感が強いですし、しっかりと足が包まれて支えられているような履き心地でとても動きやすいです。
次はセラーノを履いてわかった「良かった点」「イマイチな点」を紹介します。
セラーノの良かった点
セラーノを履いて良かった点は以下の4点。
- カカトのホールド感がある
- 軽くて歩きやすい
- シンプルなデザインで使いやすい
- 甲低幅狭の人にぴったりの1足
カカトのホールド感がある
1点目は先ほど説明したカカトのホールド感。
カカト部が硬めにできており、かつ足から滑りづらい素材でできているためホールド感が抜群です。
軽くて歩きやすい
セラーノは陸上用シューズをアレンジしているため、片足229gと非常に軽量です。(一般的なスニーカーは300〜400g位)
スニーカー自体が軽く、ホールド感もあるため思わず非常に歩きやすく、履いていることを感じさせないスニーカーです。
シンプルなデザインで使いやすい
私の購入したらカラーはブラックですが、スニーカーに使われているカラーが他に白だけの2色で非常にシンプル。
シンプルなデザインなのでカジュアルな服装に合わせやすいですね。
さらにシルエットも細身なので足元がスリムな印象を与えることもできます。
足の横幅が狭目の人にぴったりの1足
セラーノのアウトソールは写真の通り細めです。特に土踏まずにかけて細くなっています。
このため、特に足の幅が狭目な人にはクッション性が足全体にいき履きやすいスニーカーとなっています。
セラーノのイマイチな点
反対にセラーノを履いてイマイチだと感じた点は以下です。
- 足の幅が広い人には向かない
足の幅が広い人には向かないかも
セラーノは個人的にホールド感があってめっちゃいいのですが、一点気になったのがクッション性。
私は足の幅が広めなのですが、セラーノのアウトソールが狭いためか足の中央部にクッション性が集中してしまっています。
そのため、歩いてると足の側面と中央部で地面の衝撃が異なり、最初は履いてて違和感を感じてしまいました。
セラーノの良い点・イマイチな点の口コミ・評判
私以外にセラーノを履いてる人の口コミをアンケートサイトで集めました。参考にしてみてくださいね。
■良かった点
履き心地が良い点と、ファッションや利用シーンを特に選ばないデザインのため、使い回しが利く点も良い。また、人と被る事もそう多くない所も嬉しいポイント。
■イマイチな点
ソールが薄いため、どうしてもダメになってしまう時期は他のシューズよりは早いかと。
■良かった点
セラーノの魅力はなんといっても、あの薄底。長時間、長距離歩くと足が痛くなるという人もいるようですが、個人的には裸足で歩いている感覚がして非常に歩きやすいです。またカラーバリエーションが豊富なので、いくつか購入してTPOや洋服に合わせています。わが家ではセラーノは赤、ピンク、黒、黄緑、などなどとにかくたくさんあって、子どもと愛用しています。それもオニツカタイガーの中でも手頃な価格帯だからできること。
■イマイチな点
22.5cmの生産数が少ないことくらいでしょうか。
■良かった点
カラーやデザインのバリエーションが豊富なので、ビビットなカラーの組み合わせなど、他にはない、スニーカーをメインにファッションを楽しめるようになれそうなデザインがいいですね。
■イマイチな点
底のクッション部分があまり毎日履き続けるとへたり感が出てきます。毎日スニーカースタイルの方は何足か購入して、交替で履き替えて長期間の使用をおススメします。
■良かった点
足の幅が狭くて、甲が低いのですが、ぴたっとしたホールド感、安定感があり履きやすいです。
■良かった点
あまり主張しないシンプルなデザインが気に入っています。洋服に合わせやすいです。特にイマイチな点は感じていません。
メキシコ66との違い
オニツカタイガーからはセラーノと同じく陸上競技用シューズが元になった「メキシコ66」というスニーカーもあります。
どちらも購入して実際に履いた経験からの違いを解説します。ざっくりまとめるとこんな感じ。
名前 | セラーノ | メキシコ66 |
---|---|---|
写真 | ||
重さ | 229g | 249g |
定価価格 | 8,800円 | 13,200円 |
アッパー素材 | 天然皮革 ナイロン 人工皮革 |
天然皮靴 |
クッション性 | 普通 柔らかい |
弱い 柔らかい |
カラー種類 | たくさんある | たくさんある |
amazon | amazon | amazon |
楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
Yahoo!ショッピング | Yahoo!ショッピング | Yahoo!ショッピング |
- 重さはほぼ同じ。セラーノの方が若干軽め
- メキシコ66の方が天然皮靴の使用面積が多い分、高級感がありアッパーが柔らかい。
- ホールド感はセラーノの方が上。メキシコ66はゆったりした履き心地。
アッパー部のアップです。
セラーノはナイロン素材でも作らレているのに対し、メキシコ66は天然皮靴で落ち着いた雰囲気です。
横幅は同じ程度ですが、天然皮靴であるメキシコ66の方がアッパーが柔らかく伸縮性があります。そのため、サイズ感についてはメキシコ66の方がややゆとりがあります。
履き口部のアップです。
カカトもメキシコ66の方が柔らかいです。
横を見比べるとこんな感じ。
ヒールの高さはセラーノの方が高いですね。
また、履き口部の素材感も異なります。
メキシコ66はアッパーと同じ天然皮靴でかなり柔らかくて薄いです。内部も同じ素材になっており、足を入れると履き心地は柔らかいですが足首の固定力は弱めです。
対してセラーノは履き口部がメキシコ66よりも厚めで、内側も滑りづらくなっています。そのため、足首周りのホールド感はセラーノの方があります。
どっちがおすすめ?
まとめると、それぞれおすすめの人はこんな感じです。
- ホールド感があって歩きやすいスニーカーがいい人
- スニーカーにかける予算が1万円以下の人
- ゆとりのある履き心地のスニーカーがいい人
- 天然皮靴の質感が好きな人
まとめ
以上、オニツカタイガーのセラーノを実際に履いたレビューでした。
1万円以内で購入できて、シンプルで使いやすい、かつ歩きやすさも担保されているコスパの高いスニーカーです。
人とちょっと違うスニーカーを探している方にもおすすめです。
- カカトのホールド感がある
- 軽くて歩きやすい
- シンプルなデザインで使いやすい
- 甲低幅狭の人にぴったりの1足
- 足の幅が広い人には向かない
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