こんにちは、わちログです。
今回は先日訪問した群馬県四万温泉にある宿、積善館について書いていこうと思いますよ。
積善館について
積善館は創業324年の老舗の宿です。千と千尋の神隠しで千尋が働く油屋のモデルとなった宿の一つとして有名ですね。
積善館は1691年(元禄4年)に「関善兵衛」という方が現在の場所に湯場と宿を作ったのが始まりです。
土地の人は「関善兵衛」のことを親しみをこめて「せきぜん」と呼んでいたそうです。
そして明治時代に入り、第15代の関善兵衛が現在の旅館の名前である「積善館」を命名しました。
言葉の由来は中国の古い儒教の経典「易経」から。
「積善(せきぜん)の家に余慶(よけい)あり」(善いことを積み重ねた家には、かならず良いことが起こる。)
という言葉から、呼び名の「せきぜん」を『積善』と表わし、その下に旅館を表す「館」をつけて「積善館」となりました。
建物について
積善館は本館・山荘・佳松亭の3つのエリアに分かれています。
四万温泉のバス停から歩いて見える建物が本館になります。
温泉について
そして四万温泉にきたら入りたいのがもちろん温泉!
四万温泉はその名の通り、四万の病を治癒してくれることが名前の由来です。
近くの草津温泉は酸性が強く滲みる場合があります。私は以前入ったときは掻き傷が滲みて1分と持たず出てしまった経験が・・・笑
がしかし!四万温泉の場合はサラサラしており肌に優しい温泉、ゆったり浸かることができます。
そして、積善館内には「元禄の湯」や「山荘の湯(家族風呂)」、混浴風呂の「岩風呂」などがあります。
実は積善館は宿泊以外にも日帰り温泉や館内の見学も受け付けています。
見学については本館のみ、日帰り温泉は「元禄の湯」と混浴風呂の「岩風呂」に入浴することが出来ます。
特に元禄の湯は洋風な温泉で必見ですよ!
積善館の中はまるで迷路!?中の様子をレポート
ということで早速中の様子を見ていきたいと思います。
本館の玄関真正面が受付になっています。受付横に券売機があるので、そこで入浴料(1200円)を購入!
なお、見学のみの場合は300円、入浴料1200円には館内見学料も含まれますよ。
先程も掲載しましたが、こちらは「元禄の湯」。玄関を出て左手にありますよ。
温泉場横には飲泉所。こちらで四万温泉のお湯を飲むことが出来ます。
味はもちろん普通の水と違うのですが、なんとも言えない味です!
無味なのですが、そうじゃないような・・・表現しづらい独特の味です。
元禄の湯の奥にはロッカー(100円)があるので、服や貴重品はこちらにしまってから入りましょうね。
さて、中に入ります。中は結構入り組んでいます!あそこ行くにはどの階段登ればいいのか・・・、と何度か迷いました笑
館内は真っ赤な絨毯が敷かれています。古い建物だからか歩くとキシキシ音がなりますね。
電球はレトロな感じですね。
窓を見ると「山荘」へ続く建物が見れます。
とても古い外観!
こちらが中の様子です。
奥の扉を入ると新し目の廊下が続きます。中々雰囲気があって楽しいです。
以下の写真は場所が変わり、「浪漫のトンネル」と言います。
薄暗くてヒヤッとしている廊下、木の床ですが、隙間からタイルが見えています。
廊下の奥にはエレベーターが。
こちらのエレベーターで「山荘」の3F、4Fへ登ることが出来ます。ただ見学のみの場合は立入禁止です。
この先を見たい方は宿泊する必要がありますよ。
ということで、見学はここまで!
元禄の湯ってどんなだよ!と気になる方もいると思うので、公式サイトの動画を貼っています。
(元禄の湯内は当然のごとく写真撮影禁止でした)
積善館は意外とリーズナブルに宿泊できる
さて、積善館の中の様子をレポートしてみましたがいかがでしたでしょうか?
本館はとてもレトロな雰囲気!千と千尋の神隠しの湯屋の雰囲気が味わえる宿なのです。
で、宿泊すると結構高いのかなーとお思いでしょうが、本館は意外とリーズナブルに宿泊できるんです。
プランの価格は1泊2食付きで1人7,000円〜!(2018年3月26日時点の価格)
あれ、意外と安い・・・笑
実は私、以前宿泊した経験があるのです。
夕食・朝食ともにとても美味しく館内も全て行き来できます。四万温泉に来たら宿泊することをおすすめしますよ!
※ちなみに、別館の佳松亭・山荘はこの倍程度の価格になります。
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