- Artesia電子ピアノの初心者セットを実際使った人の感想が知りたい
- 電子ピアノと電子キーボードの違いが知りたい
- どんな電子ピアノを買えばいいか分からない
こんにちは、ライターの垣内結以です。
コロナの影響により自宅で過ごす時間が増え、趣味でピアノを始めてみたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、ピアノは種類が多く、どれを買えばいいのか悩みます。
そこで今回は、私が購入した電子ピアノ「Artesia 電子ピアノ 初心者セット 88鍵 PERFORMER」についてご紹介します。
電子ピアノの選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
初心者の電子ピアノの選び方
はじめに、購入する前に知っておきたい、電子ピアノの選び方について説明します。
買う前に知ったほうがいいこと〜電子ピアノと電子キーボードの違い〜
Amazonで「電子ピアノ」を検索すると、電子ピアノだけではなく電子キーボードも一覧に表示されることがあります。
初心者だと電子ピアノも電子キーボードも同じようなものに感じるかもしれませんが、鍵盤数や性能に差があります。
電子ピアノ | 電子キーボード | |
---|---|---|
鍵盤数 | 88鍵が多い | 54鍵、64鍵が多い |
価格 | △:高い | ○:手頃 |
性能 | タッチの強さで 強弱が出せる |
強弱の表現が しにくい |
おすすめ できる人 |
しっかりピアノを 楽しみたい人向け |
気軽に楽しみたい |
電子キーボードには鍵盤の数が54鍵、64鍵のものが多いため(電子ピアノは88鍵が多いです)、価格で比べると電子キーボードのほうが魅力的です。
しかし、電子キーボードと電子ピアノは性能が異なります。
電子ピアノはタッチの強さで音に強弱を出せますが、電子キーボードは触っただけで音が鳴るため、強弱の表現がしにくいです。
鍵盤楽器を気軽に楽しみたいだけなら電子キーボードでいいかもしれませんが、ある程度しっかりピアノを楽しみなら電子ピアノを選びましょう。
目的別の電子ピアノの選び方アドバイス
1~2曲気軽に弾ければいい、ほんの少しだけピアノをやってみたいという人は、できるだけ小型で場所を取らない軽量化モデルの電子ピアノがおすすめです。
趣味だけど本格的にピアノを弾きたい大人は、音質、タッチ、価格のバランスのとれたものだと長く愛用できます。
一方、これからピアノを始めたい子どもや昔習っていた大人は、音質、タッチなどが木製ピアノに近いものを選ぶといいでしょう。
多少価格は高くなりますが、YAMAHA(ヤマハ)、KAWAI(カワイ)、CASIO(カシオ)、Roland(ローランド)など有名メーカーから選ぶと質の高いものが見つかります。
目的に沿った電子ピアノはどれ?
購入の際は自分がどんな目的で弾きたいか明確にしておくのをお勧めします。
以下は目的別の私のおすすめの電子ピアノです。
参考にしてみてくださいね。
【NikoMaku 電子ピアノ】ほんの少しだけピアノが弾ければ満足な人
価格が安く、持ち運びできるケースつき。超コンパクトなスリムボディで場所を取りません。気軽に弾きたい人にぴったりです。
【KORG コルグ 電子ピアノ】趣味だけど本格的にピアノを弾きたい大人
電子楽器メーカーとして有名なKORG(コルグ)。グランドピアノのようなタッチで高品質の音色が魅力的です。
【KAWAIの電子ピアノ】これからピアノを始めたい子どもや昔習っていた大人
タッチや音、機能にこだわったKAWAIの電子ピアノ。
スペックが高いのでこれからピアノを始める子どもやある程度弾ける大人も納得できるでしょう。
Artesia電子ピアノの初心者セットの概要
今回私が購入したのは「Artesia 電子ピアノ 初心者セット 88鍵 PERFORMER」です。
カラーはブラックで、電子ピアノのほかにサスティンペダル、スタンド、椅子、ヘッドフォンがついています。
ピアノ本体は約7kgと軽く、軽いタッチで弾ける鍵盤が採用されています。
Artesia電子ピアノの初心者セットは以下のような方におすすめです。
- 初心者なので安く抑えたいけど、音質は妥協したくない人
- 持ち運び・移動が楽な電子ピアノがほしい人
私がArtesia電子ピアノの初心者セットを選んだ動機や背景
私が電子ピアノを選ぶうえで重視したのが「価格」「移動のしやすさ」「音質」の3つです。
- 価格
初心者なのでいきなり高いのを買うのに気が引けた - 移動のしやすさ
賃貸なので引越しの時を考えると移動しやすい電子ピアノがよかった - 音質
弾くなら音質は少しでもいいものがよかった
音質などの機能面だけを重視するなら、上の項目で紹介したKAWAIの電子ピアノのほうがいいかもしれません。
しかし、私は初心者なので高いものを買っても飽きて弾かなくなってしまったらもったいないと思っていました。
また、KORGのピアノも魅力的でしたが、我が家は賃貸なのでスタンドとピアノが一体になったものは引っ越しが大変そうです。
最後に音質ですが、価格が安くても音質がイマイチなものは嫌でした。
「Artesia 電子ピアノ 初心者セット 88鍵 PERFORMER」はAmazonのサイトで音質を確認でき、私が重視しているポイントをひと通り満たしているため購入に至りました。
スタンドや椅子など必要なものがセットになっているところも、初心者の私にはありがたかったです。
購入してどうなった?良い点と注意点を紹介
2020年8月に購入して4ヶ月経ちましたが、結果から言うと購入してよかったです。
購入前は1曲も弾けなかったのに、毎日1~2時間弾き続け、今では3曲のレパートリーがあります。
この商品の良い点と注意点は以下の通りです。
- ○:設置が簡単
- ○:音がきれい
- ○:タッチが軽くて弾きやすい
- △:付属のサスティンペダルは摩耗しやすい
- △:鍵盤を押さえるときにカタカタ音がする
一個ずつ解説します。
◯:設置が簡単
スタンドと椅子は脚を広げて固定するだけでした。
工具は不要で、女性でも簡単に設置できます。
電子ピアノはスタンドの上に置くだけでよく、不安定さはありません。スタンドも椅子も自由に高さ調整できます。
○:音がきれい
グランドピアノ、エレクトリックピアノ、オルガンなど音色を変える機能が搭載されていますが、どの音もきれいです。
ヘッドフォンの質が高く、ヘッドフォンなしで使用するよりも音質がいいと感じました。
○:タッチが軽くて弾きやすい
木製ピアノに近い「ハンマーキー」ではなく、軽いタッチで弾ける「センシティビティキー」の鍵盤を使用しているため、タッチが軽くて弾きやすいです。
初心者が練習するのにはぴったりでした。
△:付属のサスティンペダルは摩耗しやすい
「ジムノペディ第1番」というペダルを踏みっぱなしにする曲を練習していたら、サスティンペダルの内部が摩耗したようで、1ヶ月でペダルが効かなくなりました。
あくまで付属ペダルなので、たくさん使っているとすぐ摩耗してしまうようです。
私は後日、互換性のあるペダルをAmazonで購入しました。
他メーカーですが1年保証付きのペダルだったのでこちらの商品を選びました。問題なく使えています。
ちなみにメーカー純正ペダルもあります。
△:鍵盤を押さえるときにカタカタ音がする
ヘッドフォンをつけているときは気にならないのですが、ヘッドフォンなしで演奏すると鍵盤のカタカタ音が気になります。
人前で演奏することを想定している人だと、期待外れになってしまうかもしれません。
ヘッドフォン使用で、個人練習のために使いたい人向けの商品だと感じました。
まとめ
「Artesia 電子ピアノ 初心者セット 88鍵 PERFORMER」は初心者にぴったりな電子ピアノです。
質と価格のバランスがとれていて、スタンドや椅子など必要なものがセットになっているのですぐに練習を始められます。
趣味でピアノを始めてみたいという人は、ぜひ参考にしてください。
- ○:設置が簡単
- ○:音がきれい
- ○:タッチが軽くて弾きやすい
- △:付属のサスティンペダルは摩耗しやすい
- △:鍵盤を押さえるときにカタカタ音がする
▼電子ピアノと電子キーボードの違いは以下です。
電子ピアノ | 電子キーボード | |
---|---|---|
鍵盤数 | 88鍵が多い | 54鍵、64鍵が多い |
価格 | △:高い | ○:手頃 |
性能 | タッチの強さで 強弱が出せる |
強弱の表現が しにくい |
性能 | しっかりピアノを 楽しみたい人向け |
気軽に楽しみたい |
▼ほんの少しだけピアノが弾ければ満足な人はNikoMaku 電子ピアノがおすすめです
▼趣味だけど本格的にピアノを弾きたい方はKORGの電子ピアノを
▼これからピアノを始めたい子どもや昔習っていた大人はたKAWAIの電子ピアノ
今回はライターの垣内結以さんが購入した、Artesia電子ピアノの初心者セットのレビュー記事を紹介します。