こんにちは、わちログです。
今回は四国地方の徳島について。徳島といえば阿波踊りが有名。2018年は総踊りが中止・・・とニュースにもなりましたね。
- 初めて徳島に行くんだけど何があるんだろう?
- 阿波踊り以外の見どころは?
そんな疑問に答えていこうと・・・と思いつつ徳島に私は行ったことがないので、今回は徳島に詳しい元新聞記者のフリーライターのNIさんにお伺いしました!
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徳島県について
四国の東側、紀伊水道と太平洋に面した徳島県。阿波踊りと徳島ラーメンが有名ですが、自然が豊かで観光の見どころが多い土地です。
特に初めて来た人ならぜひ見て欲しいのが徳島県東部の名物鳴門市の鳴門海峡。
大潮のときなら最大30メートルの巨大な渦潮を見物できます。
初めての徳島 おすすめ観光ルート
初めての徳島に来たなら、「昼は鳴門観光」「夜は阿波踊り」というのが、定番コースです。
今回は徳島駅前でレンタカーを借り、鳴門公園へ向かうというルートを取ります。
- 徳島駅前からレンタカーで出発!
- 鳴門公園から鳴門海峡を見物
- 架橋記念館を見学
- 渦の道で渦潮を真上から
- うずしお観光船に乗車
- 大塚国際美術館を見学
- 徳島ラーメンを味わう
- 阿波おどり会館で踊り見物
観光するならレンタカーで〜徳島の交通事情〜
徳島の移動方法は、バス、列車も運行本数がすくないためレンタカーをおすすめします。
列車は鳴門市へ向かう鳴門線は1時間に1本、鳴門公園まで1日7往復しかないバスに乗り継がねばならず時間も1時間以上かかります。
徳島駅から鳴門海峡までは高速道路を使うのがおすすめです。20分〜30分で鳴門海峡へつきます。
(ちなみに下道だと鳴門市の中心部で渋滞し、夏休みや連休中は1時間以上かかることも・・・)
レンタカーでいざ鳴門海峡へ!
徳島駅でレンタカーに乗りまずは鳴門公園へ向かいます。
鳴門公園へは高速道路の徳島インターチェンジに入り、鳴門北インターチェンジでおります。
徳島インターチェンジへは徳島駅前をまっすぐ南へ進み、国道192号との交差点へ。
ここを左折し、鉄道との立体交差を抜けると国道11号との交差点。この交差点も左折します。
鳴門北インターチェンジを下りると、県道を左折します。道なりに2、3分進めば、鳴門公園です。
鳴門公園から鳴門海峡を見物
鳴門公園には複数の展望台があり、望遠鏡で鳴門海峡や淡路島を眺めることができます。
例えば展望台の一つ、千畳敷では飲食店や土産物屋が並び、休憩も可能です。
この日は27度まで気温が上昇したため、ジュースやアイスクリームを買う人が目立ちました。
他にも、全長68メートルの長いエスカレーターの先にある展望台「エスカヒル鳴門」も人気スポットです。
山頂展望台からの眺めは抜群。エスカレーターに乗っている時間が長い分、期待も膨らみます。
ちょっと小腹がすいたなら、徳島のB級グルメ、豆玉焼きがおすすめです。金時豆が入ったお好み焼きで、甘さがくせになる人も少なくないそうです。
架橋記念館で渦潮と大鳴門橋について下調べ
鳴門公園の中には大鳴門橋架橋記念館エディという大鳴門橋と渦潮の仕組みを解説する施設があります。
大鳴門橋で使用されたのと同じケーブルが展示されているほか、VR観光体験、パネル展示などを通じて渦潮の仕組み、徳島観光のポイントが分かるようになっています。
渦の道で渦潮を眼下に
大鳴門橋架橋記念館から坂道を下ると、目の前に大鳴門橋が見えてきます。
大鳴門橋の中には「渦の道」という観光スポットがあります。渦の道では海面から45メートルの橋上から渦潮を眺めることができます。
大鳴門橋は道路と鉄道の併用橋として建設されました。
しかし、1998年に開通した明石海峡大橋が道路単独橋として整備されたため、鉄道部分が利用されないまま放置されてきました。
それを活用するために、徳島県が渦の道を整備したのです。
上部の神戸淡路鳴門自動車道を車が通るたびに、橋げたがきしむ音が聞こえます。
館内はあちこちにガラス窓が設けられ、真下の鳴門海峡をのぞけるようになっています。眼下に渦潮が見え、スリル満点!
館内は風が通る構造ですから、余計にゾクゾクした気分になります。
鳴門観光汽船のうずしお観潮船
鳴門公園内の亀浦観光港へ移動し、今回の観光の目玉である「鳴門観光汽船のうずしお観潮船」に乗り込みます。
船の種類により、運賃は異なりますが、間近に見える渦潮は迫力満点。大潮のときの大きさは世界一だといわれています。
渦潮を間近でみるなら小型船、全体を見たい場合は大型船
鳴門観光汽船の料金は3種類。
2400円は小型船、1800円と2800円は大型船(見晴らしのいい一等船室が2800円、二等が1800円)です。
どちらがいいかはお好みです。
- 渦を間近で見たいなら小型船
- 渦を全体から見たいなら大型船
小型船は事前予約しないと、大潮、中潮の時間帯は乗船が困難なので予約は必須です。
→予約はこちらから
今回私が乗ったのは2800円の大型船。
この日は中潮で、大潮の時期ほど大きな渦は見られませんでしたが、自然がもたらす力の大きさにはただただ驚くばかり。
大潮の時期は毎年異なるうえ、1日の間でも大きく変わりますから、うずしお観潮船や渦の道のホームページで事前に確認しましょう。
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛264-1
■営業時間
午前9時から午後4時20分
■料金
・小型船
2,400円
・大型船
1,800円(二等)
2,800円(一等)
■URL
公式サイト
世界の名画が一堂に、大塚国際美術館
鳴門公園内の最後は大塚国際美術館です。
常設展示面積約3万平方メートルに世界の名画1,000点余りを陶板で再現しました。偽物ばかりですが、すべてが原寸で実物そっくり。
中でもバチカンのシスティーナ礼拝堂は内部を天井画ごと再現しています。1日ではとても回り切れない広さで、腰を落ち着けて見学する人もいます。
鳴門市の名店で徳島ラーメン
鳴門公園からの帰路はいったん鳴門市の中心部に車で立ち寄り、名物の徳島ラーメンをいただきます。鳴門公園からだと車で10分ほど、目的地は白系徳島ラーメンの名店・三八斉田店です。
三八の店舗は徳島、鳴門の両市に2店ずつありますが、斉田店だけはラーメンのスープでだしを取ったお好み焼きを出しています。
県民の定番は白いご飯のおかずにお好み焼き、スープ代わりにラーメン。ダイエット中の方はラーメンだけにしておきましょう笑
茶系が多い徳島ラーメンの中で珍しい白系スープ。
豚骨ベースですが、獣臭がなく、あっさりしています。ストレートの細麺で、豚バラ肉の代わりにチャーシューが入るのも三八ならではです。
夜は阿波おどり会館で踊り見物
JR徳島駅へ戻ったら、歩いて南の方向へ行きましょう。
山の突き当りにあるのが阿波おどり会館です。1年中、阿波踊りを見物でき、体験も可能な施設です。
昼間の公演は会館が踊り子を集めた専属連ですが、夜は卓越した技能を持ち、セミプロとして活動する有名連が登場します。
徳島県徳島市新町橋2丁目20
■営業時間
・会館専属連
午前11時、午後2時、3時、4時
・有名連
午後8時
■料金
会館専属連は800円、有名連は1,000円
■URL
公式サイト
まとめ
昼は鳴門観光、夜は阿波踊りというのが、徳島観光の定番コースです。レンタカーを使えばそれほど時間もかかりません。きっと楽しめるはずですよ。
徳島県には何度も取材で訪れています。
今回は、初めて徳島に来た人ならぜひ見て欲しい、徳島県東部の名物鳴門市の鳴門海峡をメインに紹介していこうと思います!