こんにちは、私は現在スペインに住みながらライターとしても活動しています。
私が紹介するのはLODGEのダッチオーブン！
ダッチオーブンというと、キャンプやレジャーで利用しますが私は家庭内で使っています。
色々なシーンで使え、使えば使うほど愛着が湧いてきて、今ではお気に入りの調理用具になりました。
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LODGEのダッチオーブンについて
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ダッチオーブンは、金属でできた鍋です。
キャンプやレジャーでは蓋に炭などを置いて上下からオーブンのように使えますが、家庭で使う場合は下火だけの調理となります。
私がダッチオーブンを買った理由
突然ですがみなさん、家でパーティーを開いたことはありますか？
人を呼んだときには、大きな肉を丸焼きにするとゴージャスになりパーティーを盛り上げられ、かつ手間いらずです。
ただ普通のオーブンは庫内が小さくチキンがはいりません・・・。
とはいえ年に数回のために肉を丸焼用に大きなオーブンの購入は高価すぎてもったいないです。
第一、我が家には置くスペースがありません。
そう思っていたときに出会ったのがダッチオーブン。
ちょうど煮込み用の鍋も買いたいと思っていたところ、ダッチオーブンならどちらにも使えます！
LODGEのダッチオーブンを選んだ理由
ダッチオーブンは色々なメーカーで作られていますが、私はLODGE(ロッジ) のダブルタイプにしました。
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本体だけではなくフタも独立してフライパンとして使えるタイプのことです。
オランダ人が運営しているキャンプ場に行ったときにみんなと一緒にLODGEのダッチオーブンで料理をしました。
そのときにガッチリした感じがとてもかっこいいなと思い、ずっと憧れていたのです。
LODGEはアメリカで120年の歴史をもつアウトドア製品のメーカーです。アウトドアグッズは使いやすさを追求していることが特徴！
ですから家で使っても当然使いやすいわけです。
キャンプでの思い出があり、信頼性も感じられたのでLODGEのダッチオーブンを選びました。
LODGEのダッチオーブンはお手入れをした状態で購入できます
LODGEのダッチオーブンはキャストアイアン製です。
キャストアイアンとは「炭素と鉄の合金」のこと。
鋳鉄（ちゅうてつ）とも呼ばれますが、利用するにあたってシーズニングと呼ばれる手入れが必要になります。
鍋の腐食を防止する技術のことです。
ところが、LODGEのキャストアイアンは、すでにシーズニングをした状態で購入できます。
そのため、購入したら熱いお湯ですすぐだけで使い始められるため、とても楽でした。
LODGEのダッチオーブンの重さについて
LODGEのダッチオーブンはフタも含めて５kg以上。
しかし、料理を入れたまま持ち歩くということも少ないですし、鍋だけフライパンとして利用した場合は2kg程度ですから女性でも問題なく持ち運べます。
ちなみに、持ち手も鉄ですからなべつかみは必須です。
LODGEのダッチオーブンの手入れ方法
LODGEのダッチオーブンはお手入れ方法が少し特殊です。
- まずはダッチオーブンをゴシゴシ洗う
- 火にかけて乾かす
- まだ温かいうちに薄く油（オリーブオイル、またはショートニング)を塗り込む
ゴシゴシ洗ったあと、火にかけて乾かし、まだ温かいうちに薄く油を塗り込みます。
油はサビ防止のために塗り込みます。が、効果はそれだけではなく、美しいツヤのある黒鉄になる効果もあります。
油はオリーブオイル、またはショートニングを使いましょう。
ちなみに私はオリーブオイルを使っています。オリーブオイルであれば、バージンオイルではなく、安いもので大丈夫です。
ショートニングは植物油が原料の純度の高いクリーム状の油脂です。
塩分など余計なものを使っていないため、匂いが気になる方はオリーブオイルよりショートニングの方をオススメします。
使い続けているうちにだんだん油が馴染むと焦げにくく、黒くピカピカに。
少しずつ良くなっていくのが実感できて愛着が湧いてきます。
油はダッチオーブンが熱いうちに塗るので、直接触らないようにお箸を使って塗ると火傷をしません。
うっかり錆びてしまった場合も、錆びをきれいに取り除いたあとお手入れをすれば大丈夫です。
焦げ付いたときもゴシゴシ洗いが可能です。
テフロン加工などですと加工しているところが剥げてしまいますが、鉄の場合、少しくらい乱暴に扱っても問題ありません。
LODGEのダッチオーブンは色々な料理に使える！調理例を紹介
ここからは私が実際にLODGEのダッチオーブンで作った料理を紹介します。
いずれも自宅で作ったもの、参考にしてみてくださいね。
鉄製品は食事に鉄分が補給されるため鉄不足の貧血予防にもなるのです。
鶏肉の丸焼き
まずは鶏の丸焼き。
ダッチオーブンをアウトドアで使う場合、フタに炭を置いて上下から加熱するため、本当のオーブンと同様の状態です。
しかし、ダッチオーブンを家庭で使う場合は下火のみです。
そのため全体に綺麗な焼き色がつけられません。あらかじめ焼き色をつけましょう。
背中から焼いてひっくり返すと下の写真のように綺麗な焼き色
蓋を使って軽く焼き色をつけてから、野菜類と一緒に本体へ入れて、約1時間でできあがりです。蒸し焼きに近い状態になりますが、おいしくできます。
パエリア鍋としても使える
蓋でパエリアが作れます。
パエリアはフライパンでも作れるのですが、フライパンを机の上に置くのは抵抗感が・・・。
なにより、あまりおしゃれじゃないですよね？
その点、アイアン100%のダッチオーブンの蓋はおしゃれに食卓を飾ります。
残り物の惣菜をスキレットで温める
茹で野菜やクリームコロッケなど残っていたお惣菜も一緒に置くと温まり、1人での食事も結構ゴージャスに！
厚手の鉄製フライパン（スキレットと言います）で焼いてそのまま食卓へ。
鉄は蓄熱性が高く、冷めにくいので温かい食事を楽しめます。
鉄は温度がかなり高くなるため、熱を加えるとおいしさを閉じ込めたまま。ステーキの中身がとてもジューシーになりますよ。
キャンプではお菓子作りに使える
パンも作ってみました。
オレンジの皮に、シナモンシュガーを混ぜたパン生地を丸めて置いて焼いています。
（オレンジの皮は焦げ防止です）
オレンジの匂いが広がってなかなかいい感じだったのですが、パンそのものは失敗でした。
下火が弱かったため、上下から加熱できるオーブンで焼いたような感じではなく、蒸しパンのようになってしまいました。
家庭で作る場合は、肉まんなど蒸す食品向きですね。
ただオーブンと同じ条件で使えるアウトドアで作る場合、蓋に炭を置いて上下から加熱できるため問題ないです。
LODGEのダッチオーブンの注意点
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色々な用途で使えるLODGEのダッチオーブンですが、注意点もあります。
- シーズニングされているけど使っていると段々油が取れます
- 高温のため気軽にランチョンマットの上には置けません
- 洗う時は急に冷たい水をかけるのはNG
シーズニングされているけど使っていると段々油が取れます
LODGEのダッチオーブンは、すでにシーズニング(鍋の腐食を防止する技術のこと)しているため、お湯で洗ってそのまま使えるので便利。
ただし、使っているうちにだんだん塗り込んでいた油が取れてしまい、サビの原因になります。
知らないでそのまま使ってしまうと錆びてしまうので注意が必要です。
高温のため気軽にランチョンマットの上には置けません
ダッチオーブンはかなり高温になります。
普通のステンレスの鍋のように気軽にランチョンマットの上に置くと焦げてしまいます。
おすすめは鍋敷きを使うことですが、細工物など素敵なものを使うのはやめましょう。
塗料が剥げたり壊れてしまったりする場合があります。
麻紐などで編んだものや、古いタオルを利用して作ったものなどがおすすめです。
洗う時は急に冷たい水をかけるのはNG
洗うときに急に冷たい水をかけることもNGです。
鉄は丈夫なものというイメージがありますが、温度が急に下がるとヒビが入ってしまう場合があります。
一旦ヒビが入ってしまうと修復できません。
まとめ
色々な利用シーンで使えるLODGEのダッチオーブンの紹介でした。
手入れ方法が特殊だったりしますが、鉄製品は、「道具」という言葉がぴったりのアイテム。
使いこなしていると、自分が料理名人になった気分になります。
理想を言えば、薪ストーブを買って、その上に置いてグツグツとシチューやポトフを作ってみたいですね。
鉄の鍋と鉄の薪ストーブがあれば冬の間幸せに暮らせそうです。
今回はYさんにダッチオーブンの家庭で使うときの調理例や手入れ方法を紹介してもらいました！